遺品整理で出てきた金目のものが、他の兄弟の手元へいって複雑な気持ちになりました

 二人暮らしをしていた両親のうち、一人が他界し、一人はもともと認知症があって、施設に入所していたため、業者に依頼して、遺品整理をお願いしました。 一戸建てとは異なり、賃貸アパートで二人暮らしをしていたため、その程度でしたら、身内で遺品整理をすればよいのですが、多くの物であふれかえっていたため、あきらめました。長い間、同じ賃貸アパートで生活をしていたこと、老齢にもなり、また、一人に認知症があったため、物を片づけることができなくなったことで、そうなったのだと思われます。また、兄夫婦は他府県に住んでおり、また、私たち夫婦は、共働きで大変多忙である、という事情もありました。 業者は兄夫婦が依頼をしました。その依頼の詳細までは知りませんでしたが、金目なものは兄夫婦に連絡をして、処分方法を相談するようになっていたようです。貴重品は別にしていましたし、大した金目のものはないのを承知していましたけれど、敬老の日に、私たち夫婦から贈った、そう古くはない、大型テレビもなくなっていて、少々びっくりでした。どうも、兄夫婦が持って帰ったようです。兄弟のことですし、両親に差し上げたものですから、どうだってよいといえば、そうなのですが、ちょっと複雑な気持ちが残りました。